NEWS
捜査の長期化にご注意を

先日,少年時代に起こした重大事件について捜査が遅延した結果,刑事裁判で重大な不利益を被った事件の弁護人をつとめ,東京高等裁判所で一審の裁判員裁判の判決を破棄する判決を得ました(詳しくは所属事務所WEBサイトの「長すぎる捜査に違法の指摘」をご参照ください)
もちろん,逮捕や勾留はされないに越したことはないのですが,その結果,かえって捜査手続が長期化すると,それによって思わぬ不利益を受けることがあります。
少年の場合には,捜査等の遅延によって20歳になってしまうと,少年法上の保護処分ではなく刑罰を受けることになったり,刑事裁判において少年であれば主張できたはずの主張ができなくなったりします。
依頼をうけた弁護士であれば捜査機関に捜査の進捗状況や処分の見通しについて問い合わせることができますので,もし,過去に起こした事件について,捜査の対象となったにも関わらず,いつまで経っても手続が進まないことを不安に思われている方は,一度弁護士にご相談されることをおすすめします。
刑事事件以外の取扱い状況

刑事事件や少年事件をご相談ご依頼された方から「他の分野の事件も取り扱っていますか?」とお尋ねいただくことがあります。
私が,刑事事件や少年事件を他の弁護士と比較して多く受任していることは事実ですが,それ以外の様々な分野の事件も以前から取り扱っています。
本日時点で刑事事件以外に受任している案件としては,交通事故や医療過誤による損害賠償請求事件,破産事件(申立代理人,破産管財人),子どもの引き渡しに関する事件などがあります。
その他にも,不動産の明渡請求や,離婚事件,企業間の訴訟事件などが最近取り扱った事件として挙げられます。
また,事件の受任以外に,公的な団体の委員や民間企業の顧問弁護士もつとめています。
最近では障害がある方のアートに関わる方々のために,著作権に関するアドバイスや契約書のチェックなどの仕事もしています。
刑事事件・少年事件以外のことでお困りの場合にも,お気軽にご相談ください。
NEWSコーナーへのタイトル変更
このコーナーの記事は従前は「お知らせ」としていましたが,今後は,弁護士からサイトを見てくださる方へ積極的に情報を発信しようという気持ちを込めて「NEWS」とタイトルを変更しました。
英語にしただけ・・・と言われないようにしたいと思います。