弁護士岩本憲武|刑事事件、少年事件等に専門的に対応する埼玉の弁護士

JR川口駅西口から徒歩4分。1999年弁護士登録。土日夜間も対応。紹介不要。埼玉県川口市の弁護士。埼玉全域(さいたま,越谷,川越,熊谷など),東京都内、栃木、群馬、茨城、千葉、神奈川も対応。逮捕勾留された方の早期釈放,示談交渉,保釈請求などをおこないます。否認事件,重大事件(含む裁判員裁判)の経験多数。重大事件の執行猶予、無罪判決獲得経験有り。
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担当事例

 刑事事件・少年事件では,否認事件や重大事案についても私選・国選を問わず積極的に弁護人を引き受けています。

 これまでに私自身が実際に弁護を担当した刑事事件・少年事件の具体的な事例をご紹介します。

 なお,刑事事件・少年事件の弁護を担当しているのは主に埼玉県・東京都の事件です。詳しくは「対応地域」をご覧ください。

 

◯否認事件における無罪判決・認定落ち判決(※1)・非行事実無し決定(※2)

・窃盗被告事件

→自動車を盗んだ罪に問われた依頼人について,犯人ではないと主張し,無罪判決を得ました。

・殺人,殺人未遂,現住建造物等放火被告事件【裁判員裁判】

→放火殺人の罪に問われた依頼人について,犯人ではないと主張し,一審の裁判員裁判で無罪判決を得ました。

・強盗・強制性交等被告事件【裁判員裁判】

→強盗罪は成立しないとの主張が認められ,より軽い強制性交等罪が成立するにとどまるとする認定落ち判決を得ました。

・殺人等被告事件【裁判員裁判】

→被害者に致命傷を与えたのは依頼人ではないとの主張が認められ,殺人未遂罪にとどまるとする認定落ち判決を得ました。

・窃盗保護事件【少年審判】

→ひったくりの罪に問われた少年について,犯人ではないと主張し,非行事実は無いとの決定を得ました。

・麻薬及び向精神薬取締法違反保護事件【少年審判】

→合成麻薬(MDMA)を使用した罪に問われた少年について,故意に服用していないと主張し,非行事実は無いとの決定を得ました。

・虞犯(ぐはん)保護事件【少年審判】

→家族に対する言動から虞犯(※3)とされた少年について,虞犯事由が無いと主張し,非行事実は無いとの決定を得ました。

※1・・事実関係を争った結果,検察官が起訴したよりも軽い罪での有罪判決にとどまること

※2・・家庭裁判所の審判において,少年に犯罪等の非行事実が無いと認められること

※3・・少年法3条1項3号が定める,将来,罪を犯す等のおそれがある少年のこと

 

◯少年逆送事件における弁護活動

・殺人未遂等被告事件【裁判員裁判】

→家庭裁判所調査官や精神科医の意見を踏まえて刑事処分ではなく保護処分が相当であると主張した結果,少年法55条による家庭裁判所への移送決定が下されました。

・危険運転致死等被告事件【裁判員裁判・控訴審】

→少年による死亡事故について懲役5年とした裁判員裁判の判決に対する控訴審において,捜査手続の大幅な遅延は違法であるとの弁護側主張が認められ,一審判決を破棄して懲役2年6月とする判決を得ました。

 

◯重大事案における執行猶予付き判決

・傷害致死被告事件【裁判員裁判】

→単独で部下を死亡させたとして起訴された依頼人に,主犯格の共犯者がいることを明らかにし,執行猶予付き判決を得ました。

・殺人未遂被告事件【裁判員裁判】

→包丁で実子を突き刺した依頼人について,犯行時に心神耗弱状態だったことを理由とする執行猶予付き判決を得ました。

・殺人未遂被告事件【裁判員裁判】

 →ナイフで夫を突き刺した依頼人について,突発的な犯行であることを主張し,執行猶予付き判決を得ました。

・殺人未遂被告事件【裁判員裁判】

 →寝ている妻を絞殺しようとした依頼人について,動機経緯に同情すべき点があることを主張し,執行猶予付き判決を得ました。

・強制わいせつ,強盗致傷被告事件【裁判員裁判】

→夜道で女性を襲い着衣を奪って負傷させた依頼人について,被害者と示談が成立した結果,執行猶予付き判決を得ました。

・強盗致傷,強盗被告事件【裁判員裁判】

→共犯による路上強盗3件をした依頼人について,被害者全員と示談が成立した結果,求刑8年に対し執行猶予付き判決を得ました。

・現住建造物等放火被告事件【裁判員裁判】

→自殺目的で家族が在宅する自宅に放火した依頼人について,犯行に精神障害が影響したことを主張し,執行猶予付き判決を得ました。

・強制わいせつ致傷被告事件【裁判員裁判】

→夜道で女性を襲い負傷させた依頼人について,事件の悪質さが低いことなどを主張した結果,執行猶予付き判決を得ました。

・傷害被告事件

→被害者に重傷を負わせたとして起訴された依頼人について,被害者からの先制攻撃が存在したことを主張した結果,過剰防衛の成立が認められ,執行猶予付き判決を得ました。

 

◯その他の弁護活動

・捜査段階での勾留を争う活動による早期の釈放

・被害者との示談成立による不起訴処分

・捜査段階で否認を貫いたり,捜査の違法を指摘したりしたことによる不起訴処分

・起訴後の保釈請求による釈放や,再犯防止のための専門的な機関の紹介

・公判における弁護活動による軽い罪名への変更や執行猶予付き判決

・少年鑑別所に収容中の少年や医療観察法の手続における対象者の付添人活動 など

2024.03.19 Tuesday